先日、Aさんから相談を受けました。
しかし、話がまとまらず、要点が掴みづらかった。
Aさんの話はこれまでに読んだ本から始まった。
大企業の経営者の話は参考にならないとは言わないけど、ウチのような小規模の会社には当てはまらない気がする。
それに大企業にするつもりもない。
そしてAさんは自身の現状について、このように語りました。
付き合いのある同業者はライバルというよりも、後継者がいなかったり、顧客の高齢化で売り上げが伸びなかったりと、課題ばかりに目を向けている。
まるで、将来の夢を見失って、自然消滅するのを待っているかのようで、相談に乗ってもらう気にもならない。
いろいろと聞いているうちに、知りたかったのは、どうやらこういうことらしい。
ウチのような小規模の会社は、どういう存在だと思えばいいのでしょうか?
どう答えたらいいのだろう。
大企業の真似をしても虚しいだけだと思っているし……。
Aさんは自身の存在意義や、今後の方向性について深く悩んでいるようでした。
話を聞き、私はこう答えました。
小さな会社の経営者は医者のような存在であるべきです。
一方、大企業はドラッグストアのような存在です。
Aさんは、どのような専門医になりたいのか。
どのような専門医でありたいのか。
そこを明確にして強みを活かすことで、唯一無二の存在になれる可能性が高い。
便利な人になるのではなく、どうか医者のような存在になってください!
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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