小さな会社にとって、大企業との競争は常に悩みの種ですよね。
「どうすればあの会社に勝てるんだろう?」
そう考えて、商品の価格を下げたり、販売ルートを変えたり、目先の戦術ばかりに目を奪われていませんか?
もちろん、そうした戦術も一時的な効果は期待できます。
しかし、すぐに真似されてしまい、結局は疲弊してしまうことが多いのも事実。
では、どうすれば良いのでしょうか?
「土俵を変える」ことです。
大企業と同じ土俵で戦う必要はありません。
小さな会社だからこそできる独自の戦い方を見つけることが重要です。
そして、最も強力な差別化戦略は「理念」による差別化なんですよね。
「理念? そんなきれいごとで?」
そう思われるかもしれないけど。
でもね。
小さな会社で成功している企業は例外なく明確な理念を持っています。
なぜこの事業を始めたのか?
どんな価値を社会に提供したいのか?
お客様にどんな未来を届けたいのか?
こうした理念を明確にして、それを軸に事業を展開することで、他社にはない独自の存在感を確立しています。
理念は単なる言葉ではありません。
社員の行動指針となり、お客様との信頼関係を築くための羅針盤となります。
「理念」という言葉に抵抗があるなら「私たちの約束」と言い換えてもいいでしょう。
お客様との約束、社会との約束、そして社員との約束。
その約束を果たすために私たちは何ができるのか?
その理念に共鳴して実践しようとしている会社って、やっぱり強いんです。
あの会社とは理念が違う。
そう断言できる独自の理念を明確にしましょう。
そこから、小さな会社の差別化戦略が始まります。
小さな会社だからこそ、理念を大切に。
それが大企業との競争を勝ち抜くための、唯一無二の戦略の核になる。
ー 撮影場所と機材 ー
青森
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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お客さんに価値のある未来を提供するために……。

吉見 範一(よしみ のりかず)

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