…… 営業って、まるで舞台のようだと、最近つくづく思うんです。

若手社員たちが、本社から送られてきた営業トークマニュアルを必死に暗記していました。

台本を覚える役者みたいに。

でも、残念ながら、彼らの努力は実を結ばなかったのか、商品は一向に売れません。

私ですか?

私は一応、目を通しましたよ。

でも、覚えたのはポイントとなる単語と数字だけ。

丸暗記なんて、ひとつもしていません。

それでも、チームの中で私だけが、なぜかうまくいった。

ウッシッシ …… 。

って、別に自慢したいわけではないんですよね。

ただ、私だけが営業経験が長かった。

違いは、それだけなんです。

 

 

きっと、潜在能力は若い子たちの方が高いと思う。

彼らは真面目だし、与えられたものを完璧にこなそうとするから。

でも、営業トークは芝居のセリフではありません。

ニュース原稿のように正確に読み上げるものでもない。

営業は演劇じゃないんです。

彼らは、セリフを必死に覚えて演じることに、のめり込みすぎていたのかもしれません。

ひとつ覚えたら丸ごと使うのではなく、パターンとして理解すること。

それを道具として使い、その場を「調理」していく。

営業に求められているのは、そこなんです。

そもそも、教わったトークって、過去に通用したものですよね。

それをそのまま演じても、今の相手には響きません。

 

 

営業ってねえ …… 教わったことがないことを、できるようにならなくちゃだめなんです。

ひとつのパターンという道具を手に入れたら、それを使ってお客さんの頭の中に絵を描いていく。

それができれば、ニヤリとできる瞬間が訪れます。

え?

分かりにくい?

…… まぁ、そういうもんです。

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

青森
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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