新規開拓営業に慣れてくると、
落ち着いて話せるようになってくるものですが、

初心者の頃に
「落ち着いて話せ」と言われても、
それは無理な相談ですよね。

緊張して当然だし、
失敗したらどうしようという不安も大きい。

受注経験がまだ少なければ、
変なところでミスをしないかと
心配になるのもよくわかります。

全力で相手と対峙するというより、
気持ちのほとんどが
自分に向いちゃっている …… 。

でもね。
それでいいんです。

 

 

そうやってプロを相手に
何度も対面営業を重ねていくと、
少しずつ、でも確実に慣れていきます。

最初から落ち着き払って
堂々と対話をリードできるなら、
それに越したことはないけれど。

まあ、普通はそうはならないですよね。

慣れてくると、
自分なりの商談の進め方というか、
話す順番や使う言葉に、
「型」が生まれてきます。

まるで台本を読んでいるみたいに。

いつも同じフレーズから切り出す。
同じ手順で商談を進める。

手の動きや、
書類を取り出すタイミングまで。

話す内容がある程度固まってくると、
相手を観察する余裕も出てくるので、
それはそれで悪くない。

 

 

商談がそのパターンで
うまくいっているなら、問題なし。

でも、
思うような結果につながらないとしたら、
その「型」は変えなきゃいけない。

ところが、だ。

営業を知らない人は
「臨機応変に変えればいいじゃん」と
カンタンに言うけれど …… 。

実際にやってみると、これが難しい。

相手はその業界のプロ。

初対面で、不慣れな営業担当者が、
そんなに器用に自分を変えられるものじゃない。

結局、
「いつも通りにやろう」
となってしまうんですよね。

じゃあ、どうするか。

 

 

答えはひとつ。

営業ツール(対面営業用の資料)を
差し替えればいいんです。

ただし、
全部を入れ替えちゃダメ。

ようやく身についてきた流れが、
一気に崩れてしまいます。

変えるのは、たった一枚。

使いにくいなと思った一枚を抜いて、
そこだけを改良する。

これだけで、
いつものパターンがガラッと変わります。

やってみれば、すぐに体感できます。

…… そうなんですよね。

営業ツールを変えずに
トークだけ変えるのって、
意外とできないものなんです。

でも、
ツールを一枚差し替えるだけで、
トークは自然と引っ張られる。

ということは …… 。

 

 

 

ツールをブラッシュアップすれば、
トークも勝手に上達していく。

これって、
ちょっとした魔法みたいで
ワクワクしませんか?

トークを磨く前に、
まずは紙を一枚、変えてみる。

誰も気づかないような地味な工夫が、
実は一番の近道だったりするんですよね。

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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