横浜
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH.
あれを買おうと思った。
電車に乗ってふたつ目の駅で降りた。あると思っていた店になかった。仕方がないからすぐ近くの他の店に行ってみた。あった。でも思っていたのとちょっと違う。なんとか代替になりそうだ。
必要だから買った。
日常的な行動範囲って意外と限られているものなんですよね。そのなかでアクセス可能な店舗はほぼ決まってきます。
購買対象はそこに置かれた製品に限定される。
チラシの工夫も大切です。キャッチコピーもはずせない。価格も、サービスも……。全部そろっていたとしても、買い手の時間的な問題や、地理的な制約のために買えないことがある。
いかに優れた商品でも出会えない商品は買えないんです。
流通経路を開拓しなければダメなのか? できれはそれに越したことはありませんが中小企業には負担が大きすぎるし、あまり現実的ではありません。それよりも先に着手しておきたいことがあります。
それは、商品と出会えるお客様に対して根気よくフォローすることです。
ところがこれは手間がかかる。大企業はこの手間のかかることを見事なくらいシステム化していますね。一方、ほとんどの中小企業は手をつけていない。このままではますます差が広がっていくことは目に見えています。
どのお客様が、どのタイミングで、どのくらいの買い替え需要が予測できるのか。
また自社の見込み客は今どの段階にいるのか。次の行動は何か。
それぞれのステップに適したふさわしい情報を提供していく。
こうした一連の流れを細分化して、スケジュール通りにフォローするシステム(仕組み)を設計してください。
地方のシャッター通り商店街を見るたびに、ますます格差が広がっていることを実感しています。どうすればいいのかわからないときは、ひとりで頭を抱えていないで専門家に相談してくださいね。
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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