自分は何者で、誰の味方なのか。
マーケティングを構築する時に最初に取り組んで欲しいのは、自分自身の固有の立場を明らかにすることです。自社には「こんな人に来て欲しい!」このラインが明確になればなるほど「こんな人は来るな!」ということになります。
当然ですが「好きだ」という人と「嫌いだ」という人が出てきます。覚悟はいいですか?
対象顧客にはフルスロットルで全力で応援する。でも対象外の見込み客はバッサリ切り捨てる。対象顧客と対象外。このふたつの差をハッキリさせることで訴求パワーが強くなります。
そこまでいって、やっとスタートラインにつま先が届いたことになる。
中小企業の場合、ヒト、モノ、カネ、時間のすべてに制約があるので、どうしてもこの覚悟が必要なんですよね。
「誰でもいいから来て!」と対象を広く薄く伸ばしてコントラストを弱くすると訴求力は消滅します。逆に「私はこれの専門家です!」とコントラストをガンガン強くするとマーケティングの成功率はグ~ンと高くなります。
あなたは何の専門家なのか。あなたは誰に来て欲しいのか。立場をハッキリさせていますか?
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰

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