セミナー会場に向かう前に、空港のレストランで軽めの昼食をとることにした。オーダーしたランチが届くまで出発の準備をしている様子を眺めていました。
旅客機の商品は何だろう?
・荷物を運ぶ
・人を運ぶ
・短時間で長距離の移動ができる
マーケティングの発想を鍛えるには、企業の特徴はそれだけではないだろう。おそらく利用者にもっと他の価値も提供しているはずだと考えてみる。
例えばこの旅客機は顧客を成功に導いていると勝手に決めてしまう。もし仮に、この旅客機の本当の価値はそこにあるとしたら。
この仮定にそって考えてみると、この商品の売り方は大きく変わってくると思いませんか。
利用者を成功させるために提供できるものは何かという視点が手に入ります。人と荷物を短時間で運ぶことだけではない、新たに提供できるサービスがあるはずだという思考のフックが手に入る。
それが他社が提供していないサービスなら差別化につながります。
自社のマーケティングは他社のマーケティングが参考になることがとても多いんです。世の中にあるものを見るたびに考える癖をつけてくださいね。
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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