昼間の野毛はいつもと違う顔を見せてくれる。
ごらんのように、まるでシャッター通りみたいです。
ところが、午後3時を過ぎた頃から雰囲気がガラリと変わる。
あちらこちらで飲み屋が店を開け始めて、あっという間に「野毛らしいな」って顔になります。
それにしてもこんな時間から誰が飲むんだ?
野毛にはちゃんと集まってくるお客様がいっぱいいるんですよね。
この時間にくる人は「だいたいこんな感じなんだ」って雰囲気までよくわかる。
野毛に足を運んだだけで、市場開拓のヒントが大量に収穫できました。
マーケティングの基本は奇をてらったアイデアをひねり出そうとウンウン唸ることではありません。
現場に足を運ぶ。
たったこれだけのことなんです。
最も大切なのはその場の空気を吸ってくること。
別の言い方だと「現地調査をやれ!」ってことになる。
まさか真っ昼間の3時から飲んでる人が大勢いるとは、私には想像すらできなかった。
現地に行けば現地の常識が見えてくる。
マーケティングのスタートはそこから。
ターゲットについて調べるのは当たり前ですが、ちゃんとターゲットの周辺も調べていますか?
例えば、その先の流通経路や販売店の立地、売り場の構成、現在使っているライバル企業の商品と見せ方、その会社のお客様の様子など。
行けばわかる。
現場を知らないマーケティングなんて飾りものにすぎません。
まさかネットで検索して、腕を組んで「多分こうだよなぁ」とか言っちゃって、空想でアイデアをひねり出そうなんてやっていませんよね。
マーケティングのアイデアは「行って、見る」から手に入る。
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
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このままでは将来が不安だ。
あと何年続けられるだろうか。
私のところに相談にくる経営者たちは、みんな同じ悩みを抱えて、ひとりで苦しんでいました。
大丈夫!
まだあなたが試していないこんな方法があります。
今回は様々な事例を中心にご紹介します。
お金をかけずにお客様を引き寄せる中小企業のための販売戦略
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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