家庭用の配線器具を小売店に卸していたころの話しです。
顧客に言われた言葉を思い出した。
・量が多すぎないか
・これじゃ少ない
・説明書がわかりにくい
・追加方法は?
・POP はないのか?
・パッケージの色がよくない
・単品売りはできないの?
–
商品力ってなんだと思う?
製品の機能や性能や完成度の高さとかに商品力を期待してもむなしい。
営業に求められるのはいつも「どうすれば売れるか」という アイデア でした。
そこで私が常に用意していたのが写真です。
POPはもちろんですが、他社商品と組み合わせる陳列方法など、自分が納品している全店舗の売り場の写真を撮りまくっていました。
顧客が参考にしたいのは商品の説明ではなくて、売り場で真剣勝負をしている他店の事例です。
新しい商品を紹介するときは 「これは売れそうだ」と思ってもらうこと なんです。
粗悪品では話になりませんが、機能や性能などの商品説明はずーっとあとの話。
ー 撮影場所と機材 ー
長崎県佐世保
Nikon COOLPIX P310
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰

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