「何だこのオヤジは?」
きっとそう思われている。
まるで巨大な壁を前にしているような気がした。
そこにあるのは好奇の目とアウェイな空気。
会場を観察すると、上司に言われてイヤイヤ参加している若い人や、セミナーのタイトルだけで何となく選んで参加している年配の人たちばかり。
数十名の参加者がつまらなそうな顔をして、黙って開始を待っている。
そんな人たちの前に立つのは好きですか?
商工会議所のセミナーをやればいつでも体験できます。
私は今でも人前に立つと緊張して手に汗はかくし、喉は乾くし、ドキドキしてくる。実はこう見えても、とてもあがりやすいタイプなんです。だから講師業に不向きな性格だと思っています。
それでも私はセミナー講師の仕事が好きなんですよね。
不向きな性格なのに、なぜ好きになったんだろう?
–
どんな仕事でもやり遂げるには大変なエネルギーが必要です。
そのエネルギーを生み出すには自分で自分を励まして燃え上がらせなくちゃならない。でも、どうやって燃やせばいいんだろう。
一番カンタンなのが、その仕事を好きになることです。
ん! 好きになる? だから、どうやって!? って思いますよね。
好きになるには全力で打ち込んでやり遂げること。
これが仕事が好きになる一番の方法です。
やり遂げるんです。
好きか嫌いかなんて、どうでもいい。
とにかく必死になってやり遂げる。
やり遂げると大きな達成感が得られます。
すると次の目標に挑戦する意欲が生まれてくる。
–
「あいつはあの仕事が好きだから打ち込めるんだ」と思っている人が多いけど、それって大きな間違いです。
必死になってやり遂げる。やり遂げるから達成感を得られる。達成感を何度も体験するから、その仕事が好きになる。
好きだから必死になるんじゃなくて、必死になるから好きになるんです。
何をやるにしても、本気でやらなきゃ道が開けるはずがない。
そんなの当たり前ですよね。
–
達成感を味わうと、意欲が湧く。意欲が湧くと努力するから最短距離で上達していきます。
人から見たら大変そうに見えるけど、上達していくと苦しいどころか楽しくなってくるんですよね。
仕事を楽しみたかったら、必死にやれ!
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!

吉見 範一(よしみ のりかず)

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