最近の若い人は、つくづく手堅い。
私が20代の頃は、もっと世間知らずでノーテンキだった。
たいして上手くもないのに「いい楽器が欲しい!」とか「バンドで生活したい」なんて夢を見ていたんですよね。
いつでも休みが取れる仕事や、短期間で稼げそうな営業募集の広告を眺めていた。
将来を見据えた「キャリアビジョン」なんて概念、当時は微塵もなかった。
だから、こんなふうになっちゃった(>_<)
日本政策金融公庫の「2025年度、起業と起業意識に関する調査」によれば、実際に起業した人の年齢構成は「29歳以下」が40.2%と最も多いんですね。
若い人の起業は、いまや非常に活発になっている。
別の調査では、昇進や転職を検討している会社員の50%近く、つまり2人に1人が、将来的な独立を視野に入れているというデータもあった。
その動機も、実にカッコいい。
・「自由に仕事がしたかった」(51.7%)
── 組織に縛られず、自分の裁量で働きたいという欲求。
・「収入を増やしたかった」(32.4%)
── 会社員としての給与以上の報酬を目指す。
・「専門性を生かしたい」(17.3%)
── 自分のスキルを直接市場で試したい。
なんというか。
みんな「手堅い」んですよね。
「ビッグになるぜ!」と大成功を夢見る「攻めの起業」というよりは、生活の安定やリスク回避を目的とした「守りの独立」を志向する層が増えているように感じる。
副業からスタートして、徐々に独立へ移行する「パートタイム起業」も、20~30代の間では一般的になっているようだし …… 。
私のように、バブル崩壊の余波をまともにくらい、連鎖倒産の波に飲み込まれた。
50歳を目前に路頭に迷い、ひょんなことから営業相談に乗ったのがきっかけでコンサルタントになった。
なんて浮き草のような若者は、今の時代まずいない。
これは例外すぎて、まったく参考にはならないけれど。
私は研究者じゃないから、限られたデータを見ているだけだけど、かつての「会社での昇進」という単一モデルから、「個人の自由」や「専門性の追求」といった多極的な価値観へ変化していることが、なんとなくわかる。
ただ、ふと思うんです。
「営業を好きでやっている人」は、そう多くないのではないか。
現状は「やらされている」から、やっている。
だよね。
もしそうなら、それはきっと苦しいはずだ。
私みたいに「楽器が欲しいから営業やってる」なんて人はいないだろうなぁ。
それでも、若い人たちは手堅い。
具体的なキャリアビジョンを描き、特定の分野で「替えのきかない専門家」を目指したり、場所や時間に縛られないワークライフバランスを重視したり。
あるいは社会貢献やチームでの達成感、早期リタイア(FIRE)を見据えた資産形成など、経済的自立を真剣に考えている。
どこを見ても、私とは桁違いにしっかりしている。
そんな彼らが、私のセミナーに参加し、必死に何かを掴もうとしている。
その姿勢には、本当に頭が下がる思いです。
キャリアも、お金も、人生設計も。
正直に言って、すごいと思う。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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吉見 範一(よしみ のりかず)
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