私はあの日、
これからセミナー講師として
やっていくと決めた。
運も良かったんです。
セミナーの依頼が
次々と舞い込んできた。
あの頃、
すでに20年以上、
プロの講師として
活躍されている先生に、
「どうしたらプロになれるんだろう?」
って聞いたことがあるんです。
即答でした。
「100回だね」
って言われたんです。
100回やれば、
スタートラインに
立つことができるよ。
そう教えてくれた。
本当でした。
100回を超えたあたりから、
急にいろんなことが
見え始めてきたんです。
実は …… 。
これと同じようなことを
言われたことがあってね。
それは、ベースなんです。
私にベースを教えてくれたのは、
プロドラマーの野木さん。
一緒にステージで演奏して、
徹底的にビートを
叩き込まれました。
その時、
野木さんに言われたのは、
「楽器ってさぁ。
10年分の練習をやってしまえば、
スタートラインに
手が届くんだよ」
だった。
本当でした。
若いころに
そんな体験をしていたから、
セミナー講師も
同じなんだろうと、
漠然とだけど、
信じることができた。
それだけじゃない。
ブログの記事もそうです。
個人的な実感なので、
あまりあてにはならないけど、
投稿数が1000本を超えたあたりから、
スタートラインに
立てた気がした。
振り返ってみれば、
写真も同じかもしれないぞ。
って、なんとなく思ったんです。
1万枚ぐらいInstagramに
アップしたら、
スタートラインに
手が届くんじゃないかなって。
じゃあ、営業は?
似てるんですよね。
新規開拓の時は
いつもそうなんだけど、
扱ったことのない
新しい商品で、
新しい市場に
飛び込んだ時って、
100件目あたりで、
「あっ、なんとなく
スタートに立てたな」
って思える瞬間が
やってくる。
そんなこともあって、
何かを覚えようと思ったら、
ある一定の量を超える必要がある。
私は、そう考えるように
なってきた。
たぶん、
そうなんだと思う。
経験の少ない新人が、
「できる気がしない」
とか言っても、
そんなことないんだよね。
って、思えてしまう。
これって、
迷信とも思えないんだけどね。
どう思う?
なんだかんだ言って、
自分を育ててくれるのって、
やっぱり「量」なんだよなぁ。
ある一定の量さえこなせば、
その時ってさ、
アマチュアから見れば、
プロに見える時だったりする。
もちろん上を見れば、
「これでもか」
っていうぐらい、
達人たちであふれているけどね。
ー 撮影場所と機材 ー
東京/品川
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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吉見 範一(よしみ のりかず)
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