青森ウォーターフロントエリア
Nikon COOLPIX P310
ハタ(売り文句)を振ったら「今スグ客」がやってきた。
なんてことになったら、どうする? とっとと商談を進めて、購入する意思があるかないかを判断し、成約に結び付けますよね。なんたってこの手の商談が一番効率が良いから「今日はついてる!」とテンションもあがります。
ところが……。
「今スグ客」が朝から晩まで途切れることくやってくるかというと、なかなかそうは思い通りにならないのが現実なんですよね。それにたまたまやってきても安心はできません。周りを見渡せば他にも良さそうな条件の取引先がいくらでも見つかるしね。
問題なのは「今スグ客」だけにフォーカスしていると、そのうち回らなくなってしまうときがくることなんです。それも近い将来に……。
どうしよう!?
やはり「今すぐではないけれど、いつか買いたい!」と考えているお客様をしっかりとつなぎとめていく手段がないと、継続した成長が見込めませんよね。
自社の営業戦略を振り返ってみてください。見込み客のフォローをしっかりと設計してありますか?
設計に必要なのは、見込み客の情報をどうやって集めて、どうやって分析して、どうやってフォローしていくか。これは全体像がある程度見えていないと難しいかもしれません。またそれらを分析して実践するノウハウも必要です。さらに、結果を出すには、こまめに入力する面倒な作業の継続にかかってくる。
みんなここで止まっちゃう。
でも大手企業はみんなで手分けしてやっています。中小企業が何もしないでいると、ますます格差が広がっていくのは火を見るよりも明らか。
いつまでもひとりで悩んでいないでプロに相談することをオススメします。
自社に適したやり方がわかれば、あとは自力で組み立てられるようになるし、面倒な入力の手間もプロに頼んでしまったほうが確実です。
せっかくいい商品がありながら、情報提供のツール(DM、ニュースレター、チラシなど)の配送の手間やスケジュール管理で頭を抱えたまま、そうやって一人で悩んで固まっているのは、あまりにももったいない。
プロに相談しながら進めていくほうが、早いし、確実だし、継続できるし、なんたって時間と気持ちに余裕が生まれてくるから面白いアイデアが浮かんでくるものなんですよね。
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!

吉見 範一(よしみ のりかず)

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