私も長い間、売れずに悩んでいる時期があって、すごく苦しかった。

でも、いろいろ試しているうちに、売れている企業は営業のテクニックではなく「売れる仕組み」を持っていることに気がついたんです。

仕組みといっても、最初は漠然としてわからなかった。

本を読みまくりました。

セミナーにも参加してみた。

で、その結果、どうなったのか……。

見失ってしまった。

情報が多すぎてどれを選べばいいのか、どこから手を付ければいいのかわからず混乱してしまったのです。

マーケティングという言葉だけが頭の中で泳いでいるような奇妙な感覚でした。

自分だけが取り残されるような気がして、不安がどんどん大きくなっていく。

 

ウダウダと悩んでいても何も解決しないから、とりあえずできることから真似してみたんです。

やってみると面白かった。

真似をするたびに、本に書いてあることが少しずつ理解できるようになっていきました。

それまでは点でしかなかった知識ですが、試すことでつながり始め、しばらくすると一本の線になった。

新しいことに挑戦するたびに線が増えていった。

と同時に、組み合わせのバリエーションも増えていった。

そしてある時、知識と体験が加速度的につながりだしたんです。

足し算ではなく、まるで掛け算のように……。

 

急に見え始めた。

それからもう一度マーケティングの本を読みなおしてみました。

今度は以前と違って、手に取るようにわかる。

スムーズに頭に入ってくるんですよね。

といっても、全てを理解しているわけではありません。

論文を書くために、学問としてマーケティングを研究しているわけではないので、残念ながら私の頭の中では難解な理論は難解なまま放置されています。

ただ、自分が試してきたことに関して、どういう理論で説明されているのか、なぜそうなるのか、そこがわかってきました。

実践する上では、それだけも十分価値がありました。

 

なによりも嬉しかったのはヒアリングのスキルがアップしたことです。

おかげで今は、困っている人の現状が、以前の私と比べると、より正確に聞き取れるようになりました。

答えがわかるというより、何が問題なのかが取り出せるようになったことで、解決策を一緒に考えることが可能になってきたんです。

 

あの頃の私は「仕組み」がわからずに悩んでいました。

苦しかった。

だからといって、あの苦しみをあなたが体験する必要はありません。

信頼できる相談相手を見つけて、一緒に問題点をあぶりだし、解決策を考え、仕組みを作ることに時間とエネルギーを使うべきです。

大丈夫!

解決策は必ず見つかります。

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

六本木ヒルズ
Canon PowerShot G7X

 

◆ この記事を書いた人

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吉見 範一 (よしみ のりかず)
代表:= Y’s CLUB =

理論や理屈も大切ですが、営業力に頼らずに売れる自社の仕組みを構築しようとすると、具体的にどこから手をつければいいのかわからないケースが多いのです。そんな時は他社の具体的な事例がとても参考になります。

そこで用意したのが自社の販売戦略を構築していただくための相談会 = Y’s CLUB = です。

私があなたの代わりに市場で学んできた「情報提供を活用した今の時代にふさわしい中小企業の売上を伸ばす方法」を詳しく解説しながら、少人数の個別コンサルティングをオープン形式で実施しています。

市場の創造は本当におもしろい仕事です。
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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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