青森駅から新青森駅へ。

奥羽本線のローカル列車で一駅。

発車まで少し時間があった。

キャリーカートの上に使い慣れたショルダーバッグを乗せてぼんやりと次の企画のことを考えていました。

新規開拓ができない。売り上げが伸びない。既存客のリピート率も低すぎる。

いくつもの課題を抱え込んで悩んでいる経営者はつい他の経営者と比較してしまうものです。

売れないときほど、伸びている企業の経営者が大きく見えるし、特別に見えるし、カリスマ性がないとダメなのかと思えてくる。

 

成功に必要な条件は特別な人間になることではありません。

決め手は情報の整理なんですよね。

真っ先に把握したい情報は何か。

企業が伝えたいことではなく、お客様が知りたいことですよね。

これが最優先です。

お客様が知りたいこととは、商品のスペックではないことの方が圧倒的に多い。

大量に市場に出回っている類似品の中から、あなたの商品を選ぶ理由、判断の決めてとなるポイント、そしてすでにその商品を利用している「お客様のリアルな声」だったりします。

この利用者の声を軽く見ているとますます売れなくなる。

もう何年も前から、企業が発信していることを鵜呑みにする人は減り続けています。

広告宣伝は「企業の都合のいいように、かなり話を盛ってるな」ってわかっています。

売れ筋ランキングなんてものもあてにしていません。

あてにならないことを何度も体験しています。

だから「利用者のリアルな声」なんですよね。

例えば……。

使い慣れたショルダーバッグはブランド品ではありません。

セミナーで移動するときに頻繁に使うものを入れて持ち歩いています。

どこに何を収納するのかも決まっています。

だから、パッと開けば忘れ物がすぐにわかるし、目を閉じていても必要なものを片手で取り出すことができる。

それができるのがこのバッグのよさなんですよね。

日本全国、セミナー講師としてあっちこっち移動していますが、10年以上使い続けているのは、なんといってもこの圧倒的な使いやすさです。

 

新しいバッグを買うときに迷っている人は、こんな感じの「利用者のリアルな声」を、メーカーのカタログに書いてある言葉よりも、参考にしたいんです。

経営者が特別な人間になる必要はありません。

そんなことを目指すより、情報を整理して、お客様が知りたいことを発信することをオススメします。

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

青森
Canon PowerShot G7X

 

◆ この記事を書いた人

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吉見 範一 (よしみ のりかず)
代表:= Y’s CLUB =

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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