横浜の本牧で生まれ育ったのでアメリカンスクールに通っている友達が多かった。
と言っても私が英語を話せたわけではありません。
日本語も英語もネイティブに使いこなすバイリンガルが多かったんです。
彼らの発音がカッコよくてね。
私は英語を学ぶ前から発音に対してコンプレックスを持っていました。
そんな彼らから、日本人は日本人なのに「完璧な英語を話せないから英語を話さない」という人が多いって言われたことがあります。
アメリカ人は誰も日本人に完璧な英語の発音なんて望んでいない。
ネイティブのように話せたら「この人は日系アメリカ人かな」って思うくらいだ。
日本人に完璧な発音を求めているのはアメリカ人ではなく日本人だって。
もしかしたらビジネスでも完璧を求めすぎていませんか?
市場に出ると完璧に計算された強敵に取り囲まれた気分になるかもしれません。
ライバル企業が市場のど真ん中でド~ンと構えていて、後発の企業は付け入る隙がないと思ってしまう。
だからあらゆるケースを想定して、完璧に準備して、最強の武器を手にして、それから新規市場を開拓しようとする。
完璧を求めるのはいいと思う。
でもね。
問題はスピードが落ちてしまうことなんです。
会議を重ねて、計画を立てて、あらゆる場面に備えて様々な角度から見直して、何度もテストを繰り返して……。
そんなことばかりやってモタモタしてたら鮮度が落ちるか、つまらないものを作るか、市場に出す頃には、すでに他社がやっているよね。
ビジネスに完璧なんてないよ。
市場は待っていない。
だから走りながらずーっと努力し続けることが大事なんです。
その場で踏みとどまって完璧さを追求しているのと、市場に出て挑戦するのは、意味が違うよ!
新規開拓で結果を出すのは 100回会議をしている企業より、100回挑戦している企業です。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
◆ この記事を書いた人
吉見 範一 (よしみ のりかず)
代表:= Y’s CLUB =
理論や理屈も大切ですが、営業力に頼らずに売れる自社の仕組みを構築しようとすると、具体的にどこから手をつければいいのかわからないケースが多いのです。そんな時は他社の具体的な事例がとても参考になります。
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私があなたの代わりに市場で学んできた「情報提供を活用した今の時代にふさわしい中小企業の売上を伸ばす方法」を詳しく解説しながら、少人数の個別コンサルティングをオープン形式で実施しています。
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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