たとえ3年でもその道に没頭していれば、あなたの思考回路はプロになっています。

たぶん意識していないと思うけど「私は専門家である」という目でチラシを作っていませんか。プロの目で素材を集めていることが多いんです。

プロの目で、お客様が面白いと感じる素材を見つけるのは難しい。チラシに限らず販促資料を作るときってキャリアの長い人ほどわかりにくいものを作る傾向が強くなります。

「この良さはプロならわかるけど一般の人にはまだ早すぎるかもしれない。もう少し詳しく説明したほうがいいだろう」と考えていたりする。そうやって細部に入り込みすぎると相手が知りたいことからどんどん離れていきます。

あれもこれもと詰め込んで余計な情報が多すぎて何を言いたいのかよくわからないツールを作ってしまう。その手のものを見せられたって興味は湧きません。プロにしかわからないような違いをお客様が判定するのは難しいんです。

ツールは相手に興味を持たせることを最優先で考えてください。

普通の人も、プロも、面白いと思うことはそんなに変わりません。相手を引き付けたいのであれば、思考回路がプロになっちゃうと難しいけど、それでもやっぱり普通の人の感覚で「これは面白い!」と感じることを探すしかないんです。

仕事をしているあなたはその道のプロかもしれませんが、そんなあなたでも日常の生活は「普通に生活している」という感覚を持ち合わせていますよね。あなたが普段の生活で感じている「普通の人の感覚」を観察してください。「普通の人の感覚」を大切にしてください。「普通の人の感覚」で考えてください。

「お客様のために」もっとわかりやすく、もっと詳しく、もっと丁寧に説明してやろうではなく「お客様の立場で」考えるから面白いツールが浮かんでくるんです。このふたつはよく似ているけど全く違います。

「お客様のために」は売り手の立場に立って考えています。

「お客様の立場で」は日常の生活で感じる感覚で考えるということです。

理屈ではわかるけど、なかなかできないかもしれません。いざやろうとすると難しいと感じるかもしれないけどポイントはここなんですよね。

さあ、あきらめずに一緒に挑戦しましょう!

 

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

青森
Canon PowerShot G7X

 

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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