この時期の青森は雪で真っ白。どこを見ても単調になっているはずなのに、何度行っても豊かな表情に出会える。冬の北国でしか見ることのできない造形をあっちこっちで発見できます。

写真好きならこの時期は外せない!

好奇心が寒さに勝ちます。だって面白い被写体があふれているから。メチャメチャ寒いけどやっぱり冬の青森が好き!

「好き」か「嫌い」か。

同じものを見ているのにこれによって評価を下したり、感情が揺れたり、行動が決められたりします。

マーケティングを考えるときに注目するのはこの部分です。

ものがいいか悪いか。ではない。

品質や性能は実際に使ってみるまでわからないけど「好き」か「嫌い」かは、体験する前に判断されることが多いんです。何よりもまず興味を持ってもらうこと。人は嫌いなものにはあまり興味を示しません。ここを無視するわけにはいかない。

とはいえ、嫌いなものを好きになってもらうのは難しい。

やはり企業が好みを変えようとするよりも、すでに消費者の頭の中にセットされている「好き」という分野を狙って合わせるほうが得策かもしれませんね。

ここでちょっとだけあなた自身の行動を振り返ってみてください。

商品説明を真剣に読むのはどんなとき?

「買う」と決めたときだったりしませんか。

「どうしようかなぁ」という段階だと何となく流し読みをすることがあるかもしれない。検討段階に入る前だと説明なんて読まずに好みかどうかで判断していませんか。

目に入るものについて、いちいち真剣に説明を読んでいたら飽和市場の現代ではあまりにも情報量が多すぎるから自分の時間がなくなっちゃうしね。

購入を検討するときの第一段階をクリアしないと次の行動にはつながりません。だからこそ「好き」という感覚に結び付けたい。

で、どうする?

「好きになれ」っていうのは難しすぎる。

となると「この商品はあなたの好みにマッチしていますよ」ということに気づいてもらうにはどうすればいいだろうって考えたほうがいい。

そのための方法のひとつが体験なんですよね。過去に体験したことに結び付けて連想してもらう。

「ああ、またこんな体験をしてみたいなぁ」「こんなことできたらいいな」と体験の記憶を通して感じてもらう。つまり興味を引き出すってことなんだけど……。

他にも方法はありますが、いずれにせよ商品説明ではないということを意識してください。

 

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

青森
Canon PowerShot G7X

 

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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