営業もある程度のキャリアを積んで、実績を積み重ねてくると営業チームのリーダーを任されるようになります。

そのときはじめてリーダーの仕事とは何かを考えるようになる。

先輩のやり方を見ているからわかっている気になっていたけど、その立場になってみると何をやればいいのかまるでわかっていないことがわかった。

「管理職」という役職の名前から単純に管理する仕事だと思っていました。

でも管理しようとすればするほど、部下との距離はどんどん広がっていく。

「あちゃぁ~。どうしよう?」

立場が変わった途端に見えなくなるものって、こんなに簡単に出てくるものなんですね。

このままだとまとまりがなくなってしまう。

どうすりゃいいんだ。

そこで自分がどんなリーダーの部下だったら動きやすいかを考えてみた。

いろいろ悩んだ末に出した答えは「環境」でした。

管理職の仕事は管理じゃなくて環境整備だと思った。

決まり事を増やしても士気は上がりません。

部下の負担になることを強化するのではなく、動けないでいる部下が抱えている問題解決をしてやればいい。

悩んでいる原因を取り除くように徹底していたら、いつの間にか結束力の強いチームになっていました。

後から考えてみればよくわかるんだけど「そりゃあそうだよなぁ」って思った。

特にルート営業の場合、手ぶらで行っても相手の時間をムダに奪うことになるから、いくつかのアイデアを考えて、よさそうなものに絞り込んで、提案を用意して、実際に試してみて、うまくいかなければまた別の提案を考える。

これを毎回繰り返すから、ひとりだとどうしても行き詰まるものなんです。

試行錯誤の連続だからアイデアに行き詰まっているのを感じたら一緒に検討してあげればいいんですよね。

「管理職」は部下を管理しなくてはならない部分もありますが、単に管理すればいいってものじゃない。

 

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

竹千代君像(家康公の幼名)
JR静岡駅北口広場
Canon PowerShot G7X

 

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰