高さ40.3メートル。

H-1ロケットの模型の前に立った私は宇宙に夢をはせた。

なんてことはなく、怪獣や宇宙人によって起こされる災害や超常現象の解決に当たる科学特捜隊の隊員たちともに戦い、この美しい地球を守っているウルトラマンの大きさに感動していた。

高さ40メートルと言えばウルトラマンの身長です。

と言われてもピンときませんよね。

オフィスビルだと10階くらい、マンションだと13階くらいです。

見上げるとでかい。

しびれる!

等身大のウルトラマンのフィギアを作ったら金がかかると思った。

ところで営業の素質ですが……。

営業が結果を出すために求められるものはなんだろう。

やはり耐性かな。

営業のセンスとかテクニックより、耐えられるかどうかなんです。

ビジネスは目標を決めて挑戦したらすべてうまくいくとは限りません。

営業も同じです。

目標を決めて活動したらすべてうまくいくなんてことはないんです。

このH1ロケットの開発も失敗の連続だった。
(失敗というよりも成功するまで挑戦したテストの連続ととらえるべきだけどね)

腕のいい営業マンは売りまくるというイメージがあるみたいですけど、そんなにホイホイ売れるものではありません。

業界にもよりますが、100件回って中身のある商談ができるのは数パーセントにも満たないと思ってください。

これが結構きついんです。

毎日あっちこっちがんばって訪問してもうまくいかない。

失敗の連続です。

この状態が何日も続きます。

これに耐えられますか?

ウルトラマンの必殺技、余波で高層ビルが倒壊するほどのド派手なスペシウム光線みたいな武器もなければ、超絶テクニックもないんです。

あるのは耐性です。

ガツンと断られても、すぐに気持ちをリセットして、笑顔を取り戻して、次の訪問先に集中できる耐性があるかどうか。

またそこで失敗しても耐えられるかどうかです。

それだけに、うまくいったときはメチャメチャうれしいけどね。

この感覚がつかめると、部下を持ったときも、転職したときも、独立起業したときもおおいに役に立ちます。

特にマーケティングを構築するときはこの耐性で決まります。

 

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

宮崎県/宮崎科学技術館
宇宙開発事業団によって開発された H‐1 ロケットの実物大模型(全長40.3m)
Canon PowerShot G7X

 

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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