新聞や雑誌の広告や、折り込みチラシ、またはポスティングでチラシを配って人を集めて「安物を安く売った」としますね。

ライバルと比較して安ければ売れるかもしれません。

もし粗悪品や、これといった特徴のない商品だとしたらそうした売り方はリスクが高くなります。

安物を売った。

たくさん売れた。

ということは、多くの人が比較的短期間に商品を試すことになる。

経営者は利用している人があまり多くないけど、SNSの存在を忘れないでください。

いかに粗悪品であるか、何の特徴もないつまらない商品であるか、安物をつかまされたとか、買って失敗したという感情から生まれる否定的な意見は投稿されやすいんです。

そうした商品ほど一瞬で拡散されます。

そうなると広告宣伝費が丸々ムダになるだけではなく、宣伝費を使って企業イメージを一気にダウンさせることになる。

安く売れば単発の広告でも売れるかもしれません。

ですが、戦略のない安売りは高くつきます。

では広告で高く売ることはできるのでしょうか。

新規市場の開拓となると、反応はあまり期待しないほうがいいでしょうね。

高額であればあるほど単発の広告宣伝で売るのは難しくなります。

宣伝費のムダ遣いで終わることも珍しくありません。

高い値段でも安定して売れている企業は宣伝よりも、お客様と強い信頼関係を築くことに力を注いでいます。

派手なチラシを作ってバァ~っと大量に配って短期間で売ろうとするのではなく、じっくり時間をかけて信頼関係を育てていくことを優先しています。

マーケティングとは、小手先のテクニックで売る方法を考えるものではありません。

もっと長期的なスパンでお客様との信頼関係を築き、自社のファンを増やす方法を最優先で考えます。

奇抜なアイデアとか特殊な方法ではなく実践するのは商売の王道です。

だから強い。

 

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

杉並区西荻窪
Canon PowerShot G7X

 

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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