うまくいっている会社の集客方法の中には業界の常識から大きく外れていて、一見すると無謀なように見えることもあります。

しかしそこはしたたかな計算とよく練られた戦略に基づいたビジネスを展開していると思ってまず間違いない。

利益をしっかり確保しているから成長しているし継続しています。

 

 

A社がこのサービスを無料で提供しはじめたあのころ、売価が数百円の商品なのに送料を無料にするなんてありえないとだれもが思った。

「赤字がかさんで失敗する」とささやかれていました。

その後、手にしたマーケティングの本でなぜそんな戦略を選んだのか詳しく解説してあったので、それなりに理解することができたけど当時はびっくりしました。

A社の戦略は的中。

まもなく体力のないライバルは次々と消えていった。

B社は焦った。

客離れが進み、売り上げがどんどん下がっていく。

このままでは未来はない。

A社に対抗するには選択肢がほとんど残されていなかった。

一部の取引先から反対の声があがったけど背に腹は代えられません。

送料無料に踏み切りました。

それを知った利用者は思った。

「えっ!? いまごろ?」って。

いまさら送料無料をうたっても、利用者はすでに当たり前のように受け止めているし、同等のサービスを追随してもA社がスタートしたときのようなインパクトは与えられません。

しかも一度離れたお客は戻ってこなかった。

 

 

ところで、A社やB社の話ではなく、あなたの会社のことですが、その売り方ってすでにあっちこっちでやりつくされている方法ではありませんか?

その方法で見込み客に「この会社は特別なんだ」と記憶されるだろうか。

どの業界でも、もっとも強く記憶に残った企業にお客様が集まっています。

ライバルの送料無料や値引きに影響されることもありません。

自社のその方法で記憶に残るかどうかを再確認してください。

 

 

広告宣伝にドッカーンとそれなりにお金をかければ一度は振り向いてくれるかもしれませんが、まわりのライバルたちがすでにやっているありふれた方法だと記憶には残りません。

記憶に残るのは「えっ! なにこれ?」というインパクトの強烈さに比例します。

思い込みとの間にギャップがあると心に引っかかる。

「すごいな」と思わせればそれだけで他との違いが鮮明になる。

自分ができそうもないことをやり続けていると記憶に残りやすい。

なにも大がかりな仕掛けを組む必要はありません。

Facebookやブログやニュースレターを使って記憶に残すこともできます。

 

 

あなたの売り方で記憶に残るだろうか?

見込み客の頭の中で「相談したいな」と思ったときに真っ先にあなたの顔が浮かんでくるだろうか。

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

富山
Canon PowerShot G7X

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰