普段こうして話しているときのAさん(野菜加工/営業担当/匿名希望)は肩の力も抜けているし表情も柔らかい。

でも営業の時は特に意識しているわけではないけど、どうしても営業マンのモードになるらしい。

「そうなんだ。で、その営業マンのモードになるとどうなるの?」

礼儀正しくきちんとした態度で、言葉遣いも丁寧に、って答えが返ってくるのかと思っていたら違った。

実際はいろんなことを言っていたけど私が気になったのはこの部分です。

「先輩みたいに、なんとかして売ろうと思うんですけど、どうもうまくいかないんです」

ああ、やっぱりそうか。

売れない理由がそこなのに……。

 

 

これってAさんに限った話じゃないんです。

多くの営業マンはお客さんに「モノ」を売ろうとする。

でも「モノ」はどこでも買えます。

つまり「モノ」を売ればお客さんはだれから買うかを決めるだけ。

理論的に考えて、わかりやすく説明して「モノ」を売ろうとしても、お客さんは「あなたから買いたい」とはなってくれない。

営業マンから買うというのは理論ではなく「ヒト」です。

つまり、お客さんにとってあなたは「相談したい専門家」になっているかどうかです。

ここを経験すると営業の質が大きく変わります。

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

千葉
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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