いくらやってもダメだと思ったら撤退するのもアリですよ!
私もスランプを経験してきたけど当人はつらいんですよね。
売れているときと同じようにやっているつもりなのに、ある日突然まったく通用しなくなる。
周りからも「どうしたんだ? 大丈夫か?」って言われるけど、どうにもならないんです。
あいつは乗り遅れたとか、壁にぶつかったとか、レースから降りたなとか言われるし、それに付随して根性がないとか、才能がないとか、センスがないとも言われました。
ひとから言われなくてもよくわかってる。
そういう時は自分でもダメだなって実感してます。
自分自身の成功体験を積み重ねてきて、なんとなく方向性が見えてきて、これでいけそうだなって思ったりもしたのに ……。
もう通用しないんじゃないか。
どうしよう。
いくら悩んでも出口が見つからない。
そんなことが何度もあった。
そういうときは「はいっ! 次!」って、これまでやってきたことをスパッとやめて、新しい領域に踏み出しています。
こう書くと決断力がありそうでかっこよく見えるけど。
でも実際は追い詰められて他に選択肢がなかっただけ。
通用しないのなら変えるしかない。
世の中は大きく変わっています。
直面しているときはよくわからないけど、時間がたつと変わっていることが見えてくる。
振り返ってみるとスランプで落ち込んでいたあのときの経験に何か意味があるのかと思えてくるんですよね。
もし、あのまましがみついていたら ……。
成長は止まっていたに違いない。
切るときは切るって大事ですね。
今は「撤退」って前進するための第一歩なんだと実感しています。
ー 撮影場所と機材 ー
青森
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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吉見 範一(よしみ のりかず)
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