2014.05.21_10
鎌倉 小町通り
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH.

 

3階の窓から中庭を覗くと観光客を迎える準備が完了していました。

落ち着きのあるたたずまいを見て「鎌倉らしいな」と思った。

古都「鎌倉」というブランドイメージは長い年月にわたって、地元を大切にしている企業や商店が築いてきたものです。

ブランディングには色々な考え方がありますが、商品やサービスは『ブランド』を構成する様々な要素の中のひとつだと考えることができます。

たったひとつの商品やサービスに限定してブランドを捉えるのではなく、あらゆるものが、ひとつのブランドを構成していると考える。

売り出すものは時代に合わせて常に変化しています。それでも「鎌倉」というブランドは変わることがない。私はこれから先もずーっとこのまま「鎌倉」というブランドを育てていくことを期待しています。

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このような長い目でマーケティングをとらえたとき、個々の商品・サービスではなく、ブランドを基軸とした発想であらゆる商品を開発していく。別の言い方だと、マーケティングの基軸を『ブランド』におくと考える。

これって自社が大量の商品群を扱っているケースに当てはまると思いませんか?

自社で扱う商品を「単品」でブランディングするという方法もありますが、このように取り扱う商品やサービス全体で「やはりこの会社は他とは違うな」という自社のブランドイメージを基軸とした商品構成を開発することもできます。

主力商品を記憶してもらうのか、企業全体の存在理由を記憶してもらうのか。

マーケティングのコンセプト(全体を貫く基本的な概念)を決めるってとても大切なことなんです。

 

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市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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