2015.03.12_10
青森市内/Nikon COOLPIX P310

 

不要になったキャリーカートを処分したかった。

まだまだ使えるし、このまま捨てるのはもったいない。粗大ごみに出す前に、誰か必要な人がいたら使って欲しい。

女房殿が「ご自由にお持ちください」と張り紙をして、自宅の玄関先に置いてくれた。

ところが2日たっても3日たっても誰も持っていかない。

「だめかぁ。やっぱりこんなの持っていかないわね」

そこで私が一言書き加えてみた。

「大丈夫だよ。今日は誰かが持って行くと思うよ」

その言葉通り、わずか数時間後に誰かが持っていった。

いったい、何を書いたのか?

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商談と同じ発想で思いついた一言です。

いくつか思いついた中からテキトーに選んで書いただけ。

発想のスタートは……。

そもそも人はニーズに気がついていません。

そこにニーズがあることを伝えてあげると「あっ! そうだね」って意識するようになります。

・大切なことを忘れているでしょう
・こうなったらどうするの?
・いい方法があるよ!

最も基本的なこの方程式を使います。

次にどこを狙うかですが……。

人間には子孫を残すという物凄く強い欲求があるので、とりあえず、最も基本的なこのポイントを狙ってみました。

欲求のポイントを絞って、ニーズを意識してもらう。

これが商談の基本的なメカニズムです。

では、キャリーカートの「ご自由にお持ちください」に、いったい何を書き加えたのか。

それは……。

「非常用の防災用品の収納に最適です」

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雪が降れば雪を見てどうしようかと考えるし、雨が降れば雨を見てどうしようかと考える。

このように普段の生活では目の前の課題しか意識していませんが、意識していないニーズはいくらでもあります。

意識下に潜んでいるニーズは見つけるもの です。

決して作るものじゃない。

 

 

 


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市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!

 


2013.12.27_pin
取引先の減少で悩んでいる中小企業の経営者さんへ

 

「勝てる市場を創る」   ~ 動画セミナー ~

 

このままでは将来が不安だ。

あと何年続けられるだろうか。

私のところに相談にくる経営者たちは、みんな同じ悩みを抱えて、ひとりで苦しんでいました。

大丈夫!

まだあなたが試していないこんな方法があります。

今回は様々な事例を中心にご紹介します。

お金をかけずにお客様を引き寄せる中小企業のための販売戦略

詳しくは こちら  templatemo_right_nav (2)

 

 

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰