スポーツならお互いに激しくぶつかりあって、勝負が決まるまで戦うから面白いし真剣に応援したくなる。
でも社内での会議となると、こうすべきだと思ったら激しくぶつかったほうがいいとわかっちゃいるけど、そこまで自分の意見を押し通そうとするのはいかがなものかと黙ってしまう人も多いんです。
会議が終わったあとで気まずい感情が残ったりすると面倒だし、疲れるし、そうなるくらいならその場の空気を読んで、まわりの人にあわせて、自分の主張はほどほどにしておくほうが気が楽だし、失敗したときに責任を取らなくてもいい。
このように人はなるべく他人との衝突を回避しようとする気持ちがはたらきます。
その結果何が生まれるのかわかりますよね。
お互いの利害を足して、頭数で割って……。
そうなんです。「みんなの意見」という、当たり障りのない雲をつかむようなぼんやりしたものが出てきて落ちつく。
こうすればムダにぶつかることもなく、みんなが納得する、いわゆるおとなの対応ってやつです。
こうして妥協案が見つかる会議って、みんなの意見を尊重した「落としどころ」を見つけ出していい感じにまとまってホッとしたなんてことになりやすい。
でもね。
みんなで見つけた「落としどころ」ってやつは、ほとんどの場合、購入者の目線を無視しています。
これで運よく売れたとしたら……。
それはそれでいいかもしれませんが、でもそれってほとんどマグレだよね。
自分たちの都合で作ったものが売れまくったとしたらかなり運がいい。
問題はマグレで売れたものは、次が生まれてこないんです。
一発屋で終わってしまう。
そうならないためにも何かを生み出すときは「自社の都合」で落としどころを見つけるのではなく「顧客の都合」を忘れないでくださいね!
ー 撮影場所と機材 ー
千葉県 市原市
フクダ電子アリーナ
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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