小売店や飲食店の場合、たとえばだれも来ないような山の奥深くにポツンと一軒だけあるレストランのような従来からあるアイデアなら、たとえそれが多くの人が選ばないアイデアであったとしても、すでによく知られていて多くの人に理解されている形態であればうまくいくかもしれません。
でもね。
研究熱心なAさんのような時代の最先端をゆくアイデアとなると、人が集中している都会でないと厳しいかもしれません。
Aさんは自分のアイデアの面白さをとてもよく理解しているけど、多くの人は体験していないから理解できていない。
するとどうなるかわかりますよね。
人はよくわからない所に足を運ぼうとは思わないんです。
だれもきませんよ。
でも確かにおっしゃるとおり、うまくいく確率はゼロではない。
ゼロではないけどあまりにも低すぎます。
とくに過疎化が進んでいるこのエリアで、その少数の貴重なお客さんと出会える確率はどのくらいあるのだろう。
おそらく限りなくゼロに近いと思う。
軌道に乗せるとしたら、とても少ないお客さんがなにかの縁で、たまたま興味本位で来店してくれて、体験してくれて、よさを理解してくれて、そのよさをわかりあえる仲間に拡散してくれるのを待つことになります。
Aさんのアイデアは画期的です。
でも、まだだれも知らない最先端のアイデアでスタートするなら、最初に開業するエリアを慎重に選んでくださいね!
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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