業界内での競争に勝つにはどうすればいいのか。
実はこの質問って意外と多く受けるんです。
中小企業によく見られるのは、売り場面積を増やそうとか、店舗数を増やしたいとか、あるいは値下げをしたり、逆に値上げをしてみたりすることが多い。
でもこうした方法だとどうしても競合他社と際限のない競争を続けていくことになります。
長い目で見れば自社も、競合他社も、尻すぼみになってしまう。
やはり競争は避けたほうがいい。
それには業界内の競争に左右されないビジネスを考えていかないとなりません。
そうは言っても、どうすればいいのでしょうか。
漠然とした言い方になりますが「自社の底力」を強化していくことが先決です。
具体的には既存顧客を徹底的に大切にすることなんです。
ところがほとんどの会社が既存顧客ではなく、新規顧客を開拓することにフォーカスしたがる。
値引きとか、期間限定のサービスを仕掛けたりとか……。
その手のキャンペーンを絶えず企画しています。
やるべきことはそこじゃない。
他社と比べて焦って競争しても長くは続きません。
それよりも離れていくお客さんをもっと大切にして、つなぎとめるほうが長期的に見ると信頼されるようになります。
値引き競争で新規のお客さんを増やしても信頼の積み重ねにはならないんです。
一方、既存顧客を大切にしてお客さんから信頼されていけば紹介も生まれやすくなるし、リピートにもつながります。
ライバル企業のキャンペーンにいちいち踊らされないようにしてくださいね。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
▼ Facebook への友達リクエストはお気軽に (^_-)-☆
──> https://www.facebook.com/yoshimi.norikazu
・コメント欄に「ブログ読者」と記入してください。
・無記入だとスパムと区別がつかないのでリクエストを無視することがあります。
日本営業ツール研究所は狩猟型のツールを研究するところではありません。
研究するのはお客さんの未来です。
あなたの商品はお客さんにとって「どんな価値があるのか」を見つけましょう。
お客さんに価値のある未来を提供するために……。

吉見 範一(よしみ のりかず)

最新記事 by 吉見 範一(よしみ のりかず) (全て見る)
- 対面営業に臨んだときは相手に対してまずその点を認め、そして ……。 - 2025年5月2日
- 人はそれを欲しくなってしまう - 2025年5月1日
- 疲弊する新人、変われない管理職。令和の営業組織に本当に必要な視点とは - 2025年5月1日