Aさんが任されたのはAさん自身を含めて5人のチームですよね。
そこで担当エリアは、なるべく同じように、それぞれに均等になるように、と平等に割り当てた。
そういうやり方もあるけど、かつて営業チームを任されたときに私がやったのは「仕事をふる」というより「役割をふる」ことに重点を置いていたんです。
もしかして、これってバンドマン特有の発想かもしれませんけどね。
ドラムにはドラムの、ベースにはベースの役割がちゃんとあって、それをきっちりこなしてもらうとそれだけでまとまってくる。
特にアマチュアは何が自分の役割なのかが分かっていないことが多くて、メンバーそれぞれが好き勝手な解釈で演奏するからサウンドはグダグダになる。
バンドと同様に営業のチームだって同じだと思っていたから、チームで営業をするなら、ひとりひとりの特技にあった役割を担当してもらって、そこで個性を生かしてもらった方がいいにちがいないと考えていた。
バンドも営業も、チーム全体でいい結果を出そうとするなら、多分同じですよね。
全員に同じ仕事を割り振っても、時間の制約もあるし、あれもこれもというわけにはいかないからどうしたってできることは限られてくるから、メンバーそれぞれの行動が小さくなるだけでチームとしてのパワーは生まれてこない。
一方、役割をふって、それぞれの持ち場でそれぞれの持ち味を発揮してもらうことで強力なチームになった。
ー 撮影場所と機材 ー
青森
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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