社員さんたちの様子を見ていると「やる気がない」とは言わないけど、どこか元気がないんだよなぁ。
個別に会っていろいろ話を聞いてみたらわかりました。
犯人は社長だった。
「すばやく対応すること」
「迅速なサービスを徹底すること」
社長はこう指示を出していました。
この考え方は間違ってないよね。
「顧客の声を大切に」とスローガンを掲げた。
これも間違ってない。
「時間をかけて一人一人のお客様の話を聞いてください」
と、具体的な指示も出した。
これも間違ってない。
で、これのどこが悪いの?
あなたならもうお分かりですよね。
そうなんです。
「素早い対応」と「時間をかけなさい」という指示ではあきらかに矛盾している。
そりゃあ現場は混乱するよね。
「理念」や「ビジョン」に、他社とは違う、自社独自の価値観がしっかり織り込まれていないとこうなりやすいんです。
ベリっとはがして他の会社の社長室の壁にペタっと飾っても当てはまりそうな立派な企業理念に見えるけど ……。
企業理念は「壁に飾る掛け軸みたいなものだ」なんてことになっていませんよね。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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お客さんに価値のある未来を提供するために……。

吉見 範一(よしみ のりかず)

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