「ウチはこれ専門でやってきたんだ」といっても今は売れていない。
新たな競合が参入してきたわけでもないのに、ここ数年でますます売れなくなった。
ということは成長期が終わり、それどころかすでに成熟期のピークも通り過ぎて、おそらく衰退期に入っているって考えた方がいいかもしれませんね。
時代の流れはあなたが思っている以上に早いし振れ幅も大きい。
別の言い方だと、かつての商売のやり方は通用しないということです。
どうしたらいいのでしょうか。
完璧な答えはありません。
探すしかないんです。
ただし順番があります。
現時点で一番売れているのはどれですか?
おそらくそれって他店でも扱っているはずです。
それでもあえてその商品カテゴリーに絞り込んでください。
何もかも全く新しいものに一気に切り替えるのはリスクが高すぎるからです。
第一歩目として現時点で売れている商品カテゴリーに絞ることから試してみてください。
あれもこれもと幅広く薄く並べるのではなく、来店した人がパッと見て「ここは専門店なんだ」と認識できるようにすることがポイントです。
従来の主流だった商品を切り離して今売れているものを中心に新たに専門化したほうが反応は得やすくなるからです。
反応を確かめながら次のステップに進めていきましょう。
いきなりジャンプしすぎないようにしてください。
いつまでも昔の思い出にしがみついていたら倒産してしまいます。
全盛期のうまくいっていた時代ではなく、不安かもしれませんが、いろいろと手さぐりで模索しながらこれから先を見るようにすることで道はおのずと開けていきます。
目先を変えながらお客さんの頭の中に「ここは新しいカテゴリーのお店なんだ」と認識してもらうにはどうすればいいかって考えてくださいね。
机上の空論よりも、実際にテストしながら駒を進めるほうが堅実です。
あきらめずに一緒に挑戦していきましょう!
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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研究するのはお客さんの未来です。
あなたの商品はお客さんにとって「どんな価値があるのか」を見つけましょう。
お客さんに価値のある未来を提供するために……。

吉見 範一(よしみ のりかず)

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