2月に「春一番」がやってきた! 気温は22度を超えた。
横浜では最大瞬間風速23.8メートルを観測したというから、こりゃもう台風なみです。
午後には雨もあがって風もおさまりホッとしました。
風の強い日は壊れない傘がいいですね。
できれば濡れない傘がいい。雨がやんだら小さくたためて、軽い方がいい。オシャレなデザインがいい。カッコいい方がいい。撥水性が高くて、強度があって……。
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お客様が求めているのはどんな商品だろう?
こう質問すると、商品を中心に考える人が多く、売りこみやすい特徴を強調しようとします。
でも、そうした売り方は、ライバル企業もしのぎを削って競い合っているから、頑張って訴求しても違いが認識されにくい。
でもって結局、商品を中心に考えると差別化ができず、行きつくところは価格競争になる。
そこで最近は商品ではなく「価値を売れ」って、あっちこっちで言われるようになりました。
では、ここで質問。
「価値を売る」とはどういうことなんだろう?
あなたの商品の「価値」って何?
そこがわからないと、いくら考えても答えは出てきません。
例えば傘なら、傘の価値ってなんだ?
軽量・コンパクトなことなのか? デザインのこと? それとも素材の値段?
原価や、コストや、製造の難易度や、高度な技術力なんて商品を買う人にとってはどうでもいいことです。
まして製造のプロにしかわからないような違いなんて興味がない。
そんなところにお金を払おうなんて気持ちにはならない。
やっぱり「価値」にお金を払う。
で、その「価値」って何?
夢です。
手に入る「夢」の大きさです。
この傘を買ったらどんな夢が手に入るのか。
提供できる 夢の大きさ がその傘の価値です。
あなたの商品を手に入れたお客様は、どれくらいの大きさの夢が手に入るのだろう?
別の言い方だと、お客様があなたの商品を「買うべき理由」は何?
軽量・コンパクトで、デザインがよくて、強度もあって、撥水性も高い傘が手に入ったら、どんな夢が叶うのか。
そこが答えられないと価格競争になります。
提供できる夢が大きいと、高くても売れる。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
◆ この記事を書いた人
吉見 範一 (よしみ のりかず)
代表:= Y’s CLUB =
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