メールを開いても、返信しないで次のメールを開く。
気になるから後で開いて「どうしようかな?」と迷って、また閉じる。
そんなことを何度も繰り返しているうちに、未処理のメールが溜まっていく。
これって、メールだけに限らないんですよね。
何をやらせてもこんな調子だから先に進まない。
しかも、スケジュール帳には予定がビッシリ書いてあって、とても忙しそうに見えるけど、ちっとも仕事が片付いていない。
一方、売れる営業は処理が早い。
何が違うんだろう?
トップ営業マンに聞いたことがあるんです。
「なぜそんなにスピーディーに処理ができるんだ?」
返ってきた答えが「タイムラグだよ」
なんのこっちゃ!? 意味がわからん。
でも今はわかります。
写真が好きだから写真で説明すると……。
被写体を見る。結果を考える。記憶と照らしあわせる。迷う。選ぶ。決める。
そして身体が反応してシャッターを押す。
これだと見てから押すまでタイムラグがある。
それでは遅いんですよね。
被写体がじっとしてるなら、まだ余裕がありますが、動いているときは間に合わない。
そんなときは感性を使います。
頭で考えるのではなく、身体が自然と反応して動いてくれないとシャッターチャンスを逃しちゃう。
迷ってから撮るのも、感性で撮るのも身体が動いてくれた結果です。
写真を決めるのはタイムラグ。
ところが心で感じても身体はすぐに動かすことはできません。
これは写真もビジネスも同じです。
何度も繰り返して、練習して、感性で動くということを身体に覚えさせる必要があるんですよね。
見てから行動に移るまでのタイムラグを短くする。
このタイムラグってやつは、何もしなければどんどん増えていきます。
自然と短くなることはない。
私は、昔は営業で、今は写真で訓練しています。
今も修行中ですが、トレーニングの量が多い人ほど身体が反応しやすくなります。
何事も訓練している人は行動が早い。
いつのまにか感性を使い始めているんですよね。
訓練してますか?
パッと見たらすぐ動く。
結果を気にせず、その場でできることを丁寧に行う。
それから考える。
タイムラグは訓練で短くできます。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜美術館
村上隆のスーパーフラット・コレクション
Canon PowerShot G7X
◆ この記事を書いた人
吉見 範一 (よしみ のりかず)
代表:= Y’s CLUB =
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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