見た目と内面は違います。

営業ツールを見て欲しいと持ち込まれることが多いのですが、チェックするのはレイアウトの美しさではありません。

もちろんキレイな方がいいけどね。

ただ、どんなにカッコいいデザインでも、ピントがずれていると使い物にならないんですよね。

ツールは見た目だけよくてもダメ!

しかもそういう人に限って、商品の訴求ポイントも見た目で止まってることが多いんです。

従来品と比較して「ここがこんなに変わりました」と訴求して、実際に使っている様子を見せるパターンが多すぎませんか。

見た目の変化を相手に伝えても「あぁー、そぉー」で終わりますよ。

提示された方も「だからどうした」って思ってしまう。

どこを改良すればいいんだろう?

 

見た目ではなく、内面の変化を使います。

例えばカメラだと、最新型はカッコいい。

軽い、ブレない、発色がいい……。

だからキレイな写真が撮れる。

これらは見てわかることですよね。

商談で伝えるのはこっちじゃない。

ポイントは相手の内面の変化です。

軽いと何がいいの?

発色がいいと何がいいの?

訴求ポイントはこの先にあるのに、まったく触れていない。

ここを考えるのが営業マンの腕のみせどころです。

 

そんなに難しく考えなくていいよ。

まずは数を出すことからスタートしてください。

軽いと持ち歩くのが苦にならない。だから撮影する回数が増える。撮影枚数が増える。比べる回数が増える。すると視点が変わる。作品が変わる。注目される。もっと撮りたくなる。腕があがる。

コンテストで入賞しちゃうかも。自慢できるぞ。モテるかもしれない。ワクワクする。

このワクワクするという気持ちの変化は外から見てもわかりません。

使った人の内面だから。

伝えるのはこっちです。

見た目の変化ではなく、内面の変化を訴求してくださいね。

 

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

横浜美術館
村上隆のスーパーフラット・コレクション
Canon PowerShot G7X

 

◆ この記事を書いた人

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吉見 範一 (よしみ のりかず)
代表:= Y’s CLUB =

理論や理屈も大切ですが、営業力に頼らずに売れる自社の仕組みを構築しようとすると、具体的にどこから手をつければいいのかわからないケースが多いのです。そんな時は他社の具体的な事例がとても参考になります。

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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