もともと自社が持っている能力を発揮した方がうまく。
ところがじっくり話を聞いてみると能力に気がついてないことがとても多いんです。
自社のポテンシャル(潜在的な能力)を正しく把握していないんですよね。
把握していないから使えない。
自社の独自性も発揮できない。
ポテンシャルが高いのに、ライバル他社との違いがよくわからない会社になっています。
その結果どうしても価格競争を避けることができない。
それにしてもなぜ自社のポテンシャルを把握していないのでしょうか?
独自性を発揮できない最大の理由は、単純にその能力を無視してきたから。
自社のポテンシャルではなく「競争」にフォーカスしています。
商品を飾り付けて、敵が多い市場の中に飛び込んで、ライバル企業と比較して、ひとつでも多く売り込むことに意識を集中しています。
まわりの同業他社をみると、どこも競い合うようにこの戦いに挑戦している。
お客様の目に御社がどのように映っているのか想像できますか?
ハッキリ言って、あなたの会社は「その他大勢の中の一社」です。
お客様にとって特別な存在ではなく「その他」の中に埋没しています。
埋没している企業に仕事を頼む人はいません。
だから新規開拓が苦しくなる。
実は、ポテンシャルを生かせない理由がもうひとつあります。
それはニュースレターやSNSといった情報発信を技術力よりも下に見ていることです。
「ウチの技術は優れている」「ウチの商品は他には負けない」と自負しているのかもしれませんが、その優れている点を伝えることができないとしたら……。
残念ながら優れた点はないに等しいということになります。
自社のポテンシャルを
・確認する
・活かす
・伝える
独自性の確立は商品の開発よりも重要です。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
Canon PowerShot G7X
◆ この記事を書いた人
吉見 範一 (よしみ のりかず)
代表:= Y’s CLUB =
理論や理屈も大切ですが、営業力に頼らずに売れる自社の仕組みを構築しようとすると、具体的にどこから手をつければいいのかわからないケースが多いのです。そんな時は他社の具体的な事例がとても参考になります。
そこで用意したのが自社の販売戦略を構築していただくための相談会 = Y’s CLUB = です。
私があなたの代わりに市場で学んできた「情報提供を活用した今の時代にふさわしい中小企業の売上を伸ばす方法」を詳しく解説しながら、少人数の個別コンサルティングをオープン形式で実施しています。
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
= Y’s CLUB =とは
>> 詳しくは こちら

吉見 範一(よしみ のりかず)

最新記事 by 吉見 範一(よしみ のりかず) (全て見る)
- 対面営業に臨んだときは相手に対してまずその点を認め、そして ……。 - 2025年5月2日
- 人はそれを欲しくなってしまう - 2025年5月1日
- 疲弊する新人、変われない管理職。令和の営業組織に本当に必要な視点とは - 2025年5月1日