音楽は楽しい。

演奏が始まるとそれまで存在していなかった世界が広がっていく。

美しかったり、激しかったり。

ときには胸にグサッと突き刺さるときもあります。

ただ、演奏が終わると、余韻は残るけど音はすーっと消えてしまう。

 

いい演奏ができれば売れるのか。

「素晴らしい演奏」と「売れる」ことは全く別の問題ですよね。

もちろん「素晴らしい演奏」でなければ話にならないけどね。

 

これはあなたが扱っている商品についても同じことが言えます。

「素晴らしいから売れる」にはなりません。

詳しく説明しようとすると長くなりすぎるのでここでは省きますが、商品はお客様との関係性をつくるために使うものだって考えます。

ゴールは関係性をつくりだすこと。

関係性をつくり出すために使うものだから、商品は変えてもいい。

変えてもいいけど「いいもの」でなければ話になりませんよ~!

 

でね、問題はここなんですよね。

おそらくあなたの身の回りにあるものって、ほとんど「いいもの」ではありませんか。

たぶん使い物にならないような粗悪品を探す方が大変かもしれない。

いいものに囲まれている。

商品は、よくて当たり前。

でしょ?

なので、いいものって「普通だね」と思われやすい。

ってことは、モノだけで信頼関係をつくるのって、あなたが思っている以上にハードルが高すぎるんです。

よくて当たり前だから……。

 

そこに工夫の余地がある。

追加するのはモノの工夫ではなくて、伝え方の工夫です。

誤解しないで欲しいのは、売り込みの工夫ではなく、選ばせ方の工夫です。

すでにいくつもの類似品が出回っているでしょ。

あなたの商品は、棚に並んだライバル他社の商品の中に紛れ込んでしまうかもしれない。

それでも選びたくなるようにする。

どうすれば選びたくなる?

モノの優劣ではなさそうですよね。

どうやったら自社を選びたくなるのか。

最も大切なことは信頼関係なんですよね。

マーケティングは売り込みではなく、信頼関係を築くストーリーを設計していきます。

 

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

横浜
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

 

◆ この記事を書いた人

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吉見 範一 (よしみ のりかず)
代表:= Y’s CLUB =

理論や理屈も大切ですが、営業力に頼らずに売れる自社の仕組みを構築しようとすると、具体的にどこから手をつければいいのかわからないケースが多いのです。そんな時は他社の具体的な事例がとても参考になります。

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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰