類似した商品が大量に陳列されている売り場を見るたびに当時のことを思い出す。
自社の商品Aが売れるのは、ライバル企業の商品Bが欠品しているときだけだった。
AはBの代替品にすぎない。
社長は「使ってもらえば自社商品Aの良さがわかるはずだ」と思っていた。
でも、欠品していたBが売り場に届きAの隣に並べられるとピタリと止まる。
仕方がないから価格を下げた。
ところがそれでも売れなかった。
そこで試しに挑戦してみたのは……。
ターゲットを不特定多数から「20代、独身、ファッションに敏感な働く女性」に絞り込んで、女性のデスクまわりがちょっとオシャレに見えるようなデザインに変更して、より専門性をアピールして、価格も上げてみた。
すると急に売れ始めた。
商品の中身(性能)は同じだが、ターゲットを絞り込んで専門化することで価格競争の土俵で戦わずにすんだ。
この方法があなたの商品に当てはまらないか、一度検討してみる価値アリ!
ー 撮影場所と機材 ー
青森
Canon PowerShot G7X
◆ この記事を書いた人
吉見 範一 (よしみ のりかず)
代表:= Y’s CLUB =
理論や理屈も大切ですが、営業力に頼らずに売れる自社の仕組みを構築しようとすると、具体的にどこから手をつければいいのかわからないケースが多いのです。そんな時は他社の具体的な事例がとても参考になります。
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吉見 範一(よしみ のりかず)
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