ここをまっすぐいけば、あの建物にいける。
「そんなことはシロウトに言われなくてもよくわかってる」とか言っちゃってプロになればなるほど、道なんて他にいくらでもあるのに、迂回してみようとしなくなるんですよね。
よくあるのが「当事者が一番詳しい」とか「担当者が一番よくわかっている」とか「開発者に聞くのが一番確実だ」という思い込みです。
売っている人ってよくわかってないことの方が多いのに「みんなそう思っているし、きっとそうに違いない。そんなことは常識だ」という見方を変えようとしません。
ところが話を聞いてみると、そもそもお客様が他社ではなく、なぜわざわざ自社を選んだのか知らないし、他社のどの部分と比較したのかも知らない。
お客様が買おうと思った動機も知らないし、今まで使っていた製品のどこに不満を感じていたのかも知らない。
選んでくれた自社製品にどれくらいの価値を感じているのかも知らない。
売り手はモノやサービスの説明はできるのかもしれないけど、買い手が選んだ理由となるとびっくりするくらいわかっていなかったりする。
天才的な頭脳なんてなくても、自分自身のビジネスやこれまで歩んできたキャリアを、ライバル企業とはまったく異なる視点で見ることはできます。
新しい方法を考え出そうと、腕を組んで「あーでもない、こーでもない」と頭をひねるより、まずは売り手自身の「思い込み」を知ることなんですよね。
さあ、一緒に挑戦しましょう。
ー 撮影場所と機材 ー
札幌
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰

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