これまでに私は営業マンや営業所の所長として、ある程度の実績を上げることができました。ですが、私が優れた営業マンだから実績を出せたわけではありません。単に恵まれていたからだと思っています。
『対面型商談ツール』 はトップ営業のノウハウを誰でも使えるように応用したものです。私は天才的な営業マンたちに囲まれて営業を覚えることができたからマスターできたのです。
そもそも最初に営業を覚えたころはまだ物不足の時代でした。
営業は行けば売れる、いくらでも稼げると言われていた時代です。私のまわりでも、営業のセンスのある人は短期間にガッポリ稼ぎまくっていました。どの業界でも才能に恵まれた天才的な営業マンが大活躍していた高度経済成長期に営業の世界に足を踏み入れたのです。
私は本当に運がよかった。時代に恵まれていました。
トップセールスの仕事ぶりを現場で見ながら学ぶことができた。天才のワザを盗み放題という素晴らしい環境です。そこで営業を覚えました。
とはいえ、私は天才ではありません。だから彼らのテクニックをそのまま使うことはできませんでした。そこで盗んだノウハウを全てツールに落としこんだのです。彼らのノウハウは本物でした。驚いたことにツールだけでも十分に効果を発揮してくれました。
たとえば……。
書籍・教材販売会社で初年度から全国でトップクラスの成績を収め
電器部品メーカーで新規の販路開拓営業を開始。半年でそれまでの顧客数を10倍に
通信系企業の営業所では2位と3倍以上の差をつけ、常にトップの成績を上げ続け
通信系企業では最下位の拠点を半年後には“3カ月連続全国第1位” を達成
営業に限らず、これまでの体験をベースに、天才から学んだノウハウを営業戦略に応用してみたところ
ペット用品販売業 新規開拓件数 140%アップ(前年対比)
記念品製造業 新規開拓件数 180%アップ(前年対比)
日用雑貨販売業 新規開拓件数 160%アップ(前年対比)
通信業 商談成約率 220%アップ(前年対比)
美容院 患者リピート率 150%アップ(前年対比)
歯科医院 来院患者数 開院以来、過去最高を更新!!
という成果を出せるようになったのです。
では、トップセールスのノウハウを取り入れた『対面型商談ツール』とはどのようなものなのでしょうか?

吉見 範一(よしみ のりかず)

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