サツマイモというと南国のイメージが強いけど、農作物の技術革新はすごいですね。
真冬になれば氷点下で畑が凍る北海道ですが、こんな厳しい土地でもサツマイモを栽培していました。
千歳空港と札幌の中間にあたる恵庭市は雪のない季節でも日中と夜間の寒暖の差が激しいんです。
そこで育つサツマイモは厳しい自然に負けてなるものかとがんばった分だけ美味しさが凝縮されます。
このサツマイモを使ったお饅頭はまわりがカリッとしていて、中はしっとり。
見た目の通りの「かりんとう」のような風味が先にきて、あとからほんわりとサツマイモの甘さが追いかけてくる。
甘すぎない甘さが口の中でゆっくりと広がります。
このお菓子は日本茶とよく合う。
長距離を移動してきたあとはありがたいですね。
その土地ならではの味に出会えるのもセミナー講師の楽しみのひとつです。
ただこれをいただきながら「さて、このお饅頭を売るにはどうすればいい」なんてことを考えなければいいのに、ついスイッチが入ってしまう。
職業病ですね。
でもね。
習慣になるくらい、ひとつのことを10年くらい考え続けるとプロになる。
ー 撮影場所と機材 ー
北海道/恵庭商工会議所
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
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