努力していると集中力が落ちるよ。
私の言うことだから、当てにはなりませんけどね。
でも、私のまわりにいるプロは「必死に努力してます」なんて人はいませんね。
腕のいい人ほどのんびりやってます。
なぜそんなことができるんだろう。
じつはコツコツやってると少しずつ慣れてきて「まあ、そんなに無理をせず、普通にやっていれば大丈夫だ」みたいな気持ちになってくる。
これが曲者なんですよね。
–
というか、営業はコツコツだけではダメなケースが結構あるんです。
地道な努力だけでは突破できないことがね。
非常事態というほどのことではないけど、それでも「ここぞ」というときに能力を発揮できないと仕事にならない。
そこで求められるのが集中力です。
もちろん「地道な努力」と「反復練習」などコツコツと積み上げることの大切さは十分よくわかっています。
努力が足りず大恥をかいたり、バカにされたり、大切な案件を逃したり、そうした失敗を何度も体験しているので骨身にしみるくらい努力の大切さは理解しているつもりです。
ですが、それでもあえて言いたい。
対面営業は努力だけではどうにもならない。
努力のほかに絶対に外せないポイントがある。
それが「集中力」です。
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集中力を鍛えていますか?
たまには全く違うことに挑戦してくださいね。
「慣れ」が通用しない状況に自分の身を置いてみる。
同じことの繰り返しも大事だけど、短期間ギュッと集中する感覚を育ててください。
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アマチュアは常に 100%のチカラを発揮できるよう努力したがるけどプロは違う。
いつも自然体というか、肩のチカラを抜いてリラックスしています。
持てるチカラの 100%なんて発揮しません。
それどころか依頼された仕事の9割は実力の3~4割程度でこなしています。
そして「ここぞ」というときに 120%のチカラを発揮する。
そのとき圧倒的な集中力が必要なんです。
いつも張りつめていたら集中力は発揮できません。
常にリラックスしているからこそ、必要なタイミングで一気に集中できるんです。
ー 撮影場所と機材 ー
日比谷公園
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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