集めただけでは顧客データは何も教えてくれません。
分析をする必要があります。
だから分析の方法を勉強しましょう。
と言いたいのですが、実は分析するうえでもっとも重要なポイントになるのが入力作業なんです。
データは決まったフォーマットで入力すること。
このとき言葉の意味を統一しておくこと。
これができていない企業が多いんです。
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たとえば営業活動で顧客データから「見込み客」を知りたいと思ったとしますね。
これが曲者なんです。
というのも担当者によって「見込み客」のとらえ方がバラバラだったりすることが多すぎる。
人によってはデータベースに名前を入力すれば、それが「見込み客」だと思っているし、またアポが取れたら「見込み客」になると思っている人もいる。
そうではなく、商談して成約の可能性が高い人が「見込み客」だとしている人もいる。
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社員全員の「見込み客」に対する意識が揃っていないと「見込み客」を抽出しても分析ができないんです。
顧客データを活用するようになると驚くほど効率よく営業活動が行えるようになりますが、活用するにはまずは入力の段階で全社員の言葉の定義を徹底してくださいね!
ー 撮影場所と機材 ー
金沢
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰

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