「今後はオンラインとオフラインのどちらが重要になりますか?」
あなたならこの質問にどのように答えますか?
便利な世の中になりましたね。
時間と場所を選ばずいつでもスマホで簡単に購入できるようになった。
さて、そうなると、この質問はどのように考えたらいいのでしょうか。
時代は変わっても原則は変わりません。
マーケティングでは原則として、一般的な消費者は「どうやって購入を決定するのか」って考えます。
–
たとえばもし仮に、私が立派なお屋敷と広大な庭を持っていて大きな庭石を並べたいと思ったとしますね。
ところが私は庭石を買ったことがない。
となると、おそらく商業的情報と個人的情報の両方を調べます。
とりあえずネットで検索。
各企業が用意したサイトを見るとかなり詳しく書いてある。
こうした商業的情報は商品の豊富な種類や選び方のポイントなどを知ることができます。
でも、新しい知識を得ただけで購買行動を起こすことはあまり多くない。
–
次に購入経験のある知人に相談することになると思う。
そこで「あの会社はやめとけ。仕事が雑だ」とか「この会社はいいよ。会計も明朗なんだ」といった会社の評価は個人的情報から得ることが多いんです。
ほかにも、マスコミでの取り上げられ方や消費者団体の評価なども検討材料になります。
こうした傾向は製品カテゴリーや購入する人の特性で大きく変わりますが、いずれにせよ今も昔もこれからもオンラインも大切だし、オフラインも大切であることに変わりはありません。
消費者はいろんなところから情報を得ていきます。
それは何かを買おうとしたときの自分の行動を観察するとよくわかります。
自分自身の気持ちの変化や行動を観察してください。
購入を検討している自分に対して、その会社はどんな対応しているのかを注意深く観察してください。
他社の対応を参考にして、自社に置き換えてみるとヒントが見つかります。
どのように情報を提供していけばいいのか、ひとつひとつ丁寧に積み重ねてくださいね!
ー 撮影場所と機材 ー
香川県高松市
高松城跡/玉藻公園
Canon PowerShot G7X
= Y’s CLUB =とは
>> 詳しくは こちら

吉見 範一(よしみ のりかず)

最新記事 by 吉見 範一(よしみ のりかず) (全て見る)
- 【営業の悩み】二度目、三度目の商談で失速 ……。「話すことがない」を打破するたった一つの習慣 - 2025年5月4日
- 対面営業に臨んだときは相手に対してまずその点を認め、そして ……。 - 2025年5月2日
- 人はそれを欲しくなってしまう - 2025年5月1日