「なぜコンパクトカメラを使っているのですか?」
この質問が今の市場の様子を端的に表しています。
私の愛機は Canon のコンパクトカメラです。
メーカーのフラッグシップとなるような最上位機種ではありません。
量販店のカメラ売り場にいくと、Sony、Nikon、LUMIX 、FUJIFILM など各メーカーから同じレベルの機種がいくつも発売されているライバルが最も多いカメラです。
この売り場を見て「この業界は競争が激しいな」って考えるのが今までの常識だった。
でも今は違います。
ライバルを考えるとき同業他社に目を向けてもあまり意味がありません。
カメラ業界に限らず、もはや競争はひとつの業界の中でおさまっていないからです。
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「どのコンパクトカメラがいいですか?」って聞かれたら私は迷わず「スマホで十分ですよ」って答えます。
なんたって今のスマホに搭載されているカメラは性能がいい。
それに私の個人的な意見ですがコンパクトカメラって、ある程度一眼レフが使いこなせる人が持つカメラだと思っています。
理由は長くなるのでまた別の機会に。
ライバルの話に戻します。
なぜコンパクトカメラを使っているのか。
スマホで十分なのに……。
ですよね。
特別な事情でもない限りコンパクトカメラを選ぶ理由が見当たらない。
今は異業種がライバルなんです。
飲食店はランチタイムのお客様の争奪戦が激化しているって言われているけど、飲食店のライバルは同業の飲食店ではなく異業種のコンビニのお弁当だったりしませんか。
電車の中で新聞を広げている人をほとんど見かけない。
新聞社のライバルは同業の新聞社ではなく、異業種のスマホですよね。
あなたのライバルは同業他社とは限りませんよ~!
もっと積極的に異業種と触れ合う機会を増やしてくださいね。
ー 撮影場所と機材 ー
青森
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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