人の印象は外見で左右されてしまう。
しかも外見から勝手に推測して、その人の価値観や信念、こだわりや主張なども決めつけてしまう傾向がある。
たとえば「愛車は?」と聞かれ「ハーレーダビッドソン」と答えれば「ああ、ああいう感じね。なんとなくわかる」と決めつけられるだろうし「愛用のバッグは?」と聞かれ「ルイヴィトンです」と答えれば「ああ、なるほどね」とうなずきながら頭の中で勝手にイメージが広がって内面的な部分にまで判断が及んでくる。
そうなると品質の良さよりもブランドのイメージのほうが重要になってくる。
ブランドの強さはそこなんですよね。
たとえば、この二人の印象を比べてみてください。
「吉見さんってどんな人なの?」
「ユニクロのフリースを着てる人」
「ふーん。そうなんだ。じゃあ、こっちの若い人はどんなコンサルタントなの?」
「アルマーニのスーツだよ」
と言われると、会う前から全く違うイメージが作られる。これは身に着けているブランドによって大きな差があります。性能や機能や品質の差とは次元が違う大きな差です。
消費者はどのブランドを選ぶかによって他人に与えるイメージが変わることを知っています。
選ぶブランドによって印象を変えることができる。
どんなブランドを持っているかによってあなたの印象が変わるということは、ブランドが持っているイメージが気になりますよね。
カッコいいなとか、またはこの程度だなとか、平均点以下だとか……。
あなたの商品を見て顧客は、どんなブランドだと受け止めているのだろう?
顧客はあなたの商品を使うことでどんなイメージで見られることを期待しているのだろうか。
マーケティングの視点を忘れないでくださいね。
ブランドはロゴマークも大事だけど、ロゴマークだけで作られるわけではありません。
ー 撮影場所と機材 ー
香川県高松市
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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