特に深く考えることもなく、あるレストランを選び、美味しい料理をいただきながら楽しい時間を過ごした。
でも、次はこことは違う雰囲気と料理を求めて別の店に行くかもしれないし、もしかしたらもう戻ってこないかもしれない。
こうしたブランドスイッチを行うのは不満からではありません。
多様性を求める気持ちが次の行動を決めてしまうからです。
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業界によっては、このようにその日の気分や都合で商品(またはサービス)を選ぶことがよくあります。
では何ともつかみどころのないお客様の気分や都合に対して、どのような戦略を打ち出せばいいのでしょうか。
飲食関連に限らず販売戦略は業界によってではなく、自社のポジションによって大きく変わるということを念頭において考えます。
例えば業界のリーダー的なお店や、いわゆる老舗として認知されているお店は習慣的に利用してもらえるような戦略を考えます。
一方チャレンジするお店は割引をしたり、クーポンを付けたり、新しい料理を創作したりして、試しに一度来店したくなるような戦略を考えます。
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業界によってふさわしい戦略があるのではなく、同じ業界でも自社の規模やターゲット層によってマーケティング戦略はそれぞれ異なります。
業界の常識に縛られていると他社と同じようなアイデアしか思いつかないなんてことになりかねません。
業界によってではなく、市場のどのポジションを狙うかによって戦略は大きく変わることを忘れないでくださいね。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰

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