長いこと同じ業界の中で競い合っていると、どうしてもライバルの動きを見て考えるようになる。
知らないうちにみんな同じ方向を向いて同じような発想になっていきます。
市場に出て売り場を観察していると他社と同じような方法とか、同じような仕様とか、同じような価格とか、よく似た商品を目にしませんか。
これって一番競争の激しい市場で戦うことになるので最後は企業の体力勝負になります。
小さな会社は横並びを避けたほうがいい。
そのためには「新しい戦略を考えなさい」ってことになるのですが、画期的な戦略をゼロから生み出すのは難しいですよね。
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そこで日ごろから是非取り組んで欲しいのが他の業界のやり方に注目することなんです。
市場に足を運んで観察すると「なるほど。こんなやり方があるのか」と様々な発見があります。
発見したらすぐにその場で「もしこの方法を自社でやるとしたらどうすればいいだろう」って考える癖をつけてください。
最初は観察するポイントがよくわからないと思います。
それでもあきらめずに観察してくださいね。
徐々に慣れてきます。
ポイントは発見したら、即、その場で考えることです。
実際にやってみるとわかりますが「う~ん。これは参考にならないな」という売り方のほうが結構多いんです。
それでもいい。
毎日ひとつでもいいから異業種のやり方を観察してください。
すぐにいいアイデアが浮かばなくてもいいんです。
最初はとにかく数をこなすことを目標にしてください。
この訓練を2~3か月続けていくと、戦略をゼロから生み出そうとするより、実現可能なアイデアが浮かびやすくなります。
さあ、一緒に挑戦しましょう!
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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