「人は易きに流れる」(ひとはやすきにながれる)

そうなんです。

個人的に特に最近強く感じているのが漢字です。

ホワイトボードに字を書くとき「困ったもんだ」の状態に何度も直面しています。

パソコンでばかり文章を書いていると、記憶が曖昧な漢字でも、画数の多い漢字でも変換すれば選ぶだけで済む。

今ではすっかり、漢字とは「書くもの」ではなく「選ぶもの」になっちゃった。

「アチャ! こんな簡単な字も書けないのか。なんてこった」の連続です。

もともと漢字に弱いのに、さらに書けなくなってきた。

社会人としてこれでいいのだろうか。

人は楽で容易なほうへと簡単に流されてしまうものですね。

そういえば、道に迷う人って少ないんですってね。

初めて行くところでもスマホを持っているとなんとか目的の場所に到達することができる。

便利な時代になったものです。

普段あまり意識していないけど、情報に頼らないで物事に取り組むという経験がどんどん少なくなっていると思いませんか。

でもね。

この「迷うことがない」って、ビジネスでは最悪なんです。

情報に頼ってばかりいると枠を越えるという気持ちが貧弱になってくる。

情報を無視するのは問題ですが、頼りすぎるのも問題。

情報がなく、不安を乗り越えて前進するのはエネルギーが必要です。

情報に頼るほうが何倍もラク。

探して、比べて、選ぶほうがラク。

そうやっていつのまにか「人は易きに流れる」になってくる。

未知の領域に踏み出すから新規の市場を開拓できるんです。

過去にヒントはあっても、答えはないよ!

手探りで前に進む感性を失わないでくださいね。

販売戦略を考えるとき情報を集めて選ぶだけでは済まないことのほうが多いから。

ところであなたはスマホを持たずに外出できますか?

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

杉並区西荻窪
Canon PowerShot G7X

 

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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