「どうやってあんなにいろんな仕事をこなしているのですか?」
(50代/男性/経営者/匿名希望)
この質問を受けたとき即答できなかった。
あとで自分の仕事のやり方を振り返ってみたら、テキトーにやっていることが判明しました。
なんてヤツだ!
100%の力を出し切って目の前にあるひとつの仕事に集中して一気に完成させる。
ゴールを目指して完成するまでひたすらがんばる。
全力投球&フルスイング。
若いころはそうだった。
なんとなく手を抜くのが悪いことだと思っていたから、そんな仕事のやり方に疑問を持つこともなかった。
でも今は40%くらいの力で、若いころよりゆっくり進めて6割くらい完成したら一旦保留にして次の仕事に着手しています。
次の仕事も6割くらい進んだらそこで保留。
次はその他のやりかけの仕事を引っ張り出してきて8割くらい完成したらまた保留。
そんな感じでやりかけの仕事がいくつも並んでいます。
それぞれ100%の力ではなく、40%くらいの力を使って少しずつ完成させていく。
そうやって複数の仕事をいくつも回していって、締め切りが近づいたものから完成させています。
同時進行でいくつもの仕事をこなそうと思うと40%くらいの力で少しずつ進捗させるほうが、仕事が止まらないんです。
若いころは体力を過信して、寝不足と過労で体調を崩して寝込んでしまって仕事を止めたことがあります。
まわりに迷惑をかけてしまった。
それ以来フルスイングをしなくなりました。
いつも持てる力の40%くらいしか使わないんです。
手抜きです。
でも手は止めない。
止めたら締め切りに間に合わなくなるしね。
手抜きだけど締め切りまで時間をかけて何度も見直します。
このやり方がベストかどうかわかりません。
ただ複数の仕事をこなそうと思ったら100%の力を出し切って、疲れ切って、その場でバタンと倒れたらアウトなんですよね。
それよりも実力の40%くらいのパワーを使って楽しみながら時間をかけてゆっくり進めていくやり方のほうが結果的に納得のいく仕上がりになることが多いんです。
ー 撮影場所と機材 ー
港区/赤坂
Canon PowerShot G7X
▼ Facebook への友達リクエストはお気軽に (^_-)-☆
・コメント欄に「ブログ読者」と記入してください。
・無記入だとスパムと区別がつかないのでリクエストを削除させていただきます。
= Y’s CLUB =とは
>> 詳しくは こちら

吉見 範一(よしみ のりかず)

最新記事 by 吉見 範一(よしみ のりかず) (全て見る)
- 対面営業に臨んだときは相手に対してまずその点を認め、そして ……。 - 2025年5月2日
- 人はそれを欲しくなってしまう - 2025年5月1日
- 疲弊する新人、変われない管理職。令和の営業組織に本当に必要な視点とは - 2025年5月1日